Storskogen Group ABは2021年12月27日にLNS Holding SAの株式を100%取得する契約を締結いたしました。 LNSはスイスのオルバンが本社の工作機械周辺装置を製造する世界的な企業です。このことにより今後DACH(ドイツ、オーストリア、スイス)地域におけるStorskogen社の地位向上とグループ全体の更なる国際化が見込まれます。

「Storskogen社は特にDACH地域におけるビジネスをより発展させるためにLNSを買収するのが最適と考えています。 LNSが活動している拠点では自動化や、Reshoring、つまり海外に移した生産拠点を再び自国へ移転することによるビジネスチャンスが見込まれておりこれを取り込むチャンスがあるのです。Storskogen社はLNSのパートナーとして今後のLNSの発展のために新たな商品群の開発やデジタル化、効率化などを進めて行きたいと考えています。」

フィリップ・セママ、LNS共同創業者、社長のコメント

「50年近く前、地域の時計産業のなかの小さな会社として私の家族がLNSを創設しました。 それ以来私の兄弟のイヴたちと会社を成長させ有名な国際企業にできたことを誇りに思っています。いま私たちは同じ価値観を共有できる意欲的な企業に会社を引き継ぐことができると喜んでいます。 Storskogen社には私たちがやってきたこの業界での事業の継続とLNSグループの永続的な成功を実現するための意思と能力があると信頼しています。 最後にこれまで一緒についてきてくれた全ての従業員に対して厚くお礼を表したいと思います。」

ジルベール・リル、LNSグループCEOのコメント

「LNSグループはある製品群においては地域を独占するようなポジションにあり、将来の成長に向かって非常に強固な基盤を有しています。 Storskogen社による買収は長期的な協働パートナーのかたちであり、今後工作機械周辺装置市場を統合してゆくために新規市場への参入を果たしたり、新たな製品群を加えたりするための長期的かつ安定した基盤をもたらしてくれることになります。私たちはお客様の高い要求をローカル、グローバルにかかわらず応え、世界的規模の周辺装置メーカーとしての地位を確固たるものにしたいと考えています。」